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がん治療の効果を高める3つの方法

ここではがん治療の効果を高める可能性のある3つの方法を説明します。いずれもまだ確立されたものではなく、ガイドラインなどで説明されているものではありません。しかし、基礎研究や動物研究で効果的であることが …

ファイル7 胸腺がん術後再発、リンパ節転移、悪性心嚢水

60代の男性。健康診断の胸部レントゲン写真で異常を指摘されました。胸腺の悪性腫瘍が疑われ、手術が行われました。心臓を包む膜である心膜への浸潤も認められたため、胸腺切除に加えて、心膜切除が行われました。 …

ファイル6 原発不明がん(顎下腺、鎖骨下リンパ節)の再発・転移(肺、縦隔リンパ節)

50代の男性。 あごの下の顎下腺というところにしこりができて、手術で切除したところ扁平上皮癌というがん細胞がみつかりました。その他、鎖骨の下のところにある鎖骨下リンパ節にも腫れがあり、こちらも手術でと …

食事からの摂取カロリーの考え方(エネルギー必要量の計算)

・エネルギーの必要量はどのように計算できるか?・年齢ごとの推定必要エネルギー量・食事からのエネルギー源の内訳について 人間が生命を維持し、身体活動を行うためには、食事からエネルギーを摂取することが必要 …

ファイル5 乳がん 手術後再発(多発肺転移)

30代の女性。乳がんと診断され、腫瘍を部分的に切除する手術が行われました。乳がんの手術は、しこりを含めて乳房を全部切除するか、しこりのところだけ部分的に切除するか、大きく分けて2通りの方法があります。 …

ファイル4 膵臓がん 手術後の再発(腹膜播種、腹水)

70代の男性。膵臓がんで手術が行われました(ステージIII)。手術後にはジェムザールという点滴の抗がん剤が行われましたが、およそ1年半後に再発が認められました。腹膜播種と言って腹膜にがん細胞が散らばり …

改訂 がんとエントロピー

 本書は、2011年に発刊された前書『がんとエントロピー「からだ力」で立ちむかう(NTT出版)』を加筆・修正し、改訂したものです。前著は絶版となり、手に入りにくい状態が続いておりました。 本書では、が …

がんが治るとはどういうこと?

がんが消えたかどうか、がんが治ったかどうかの判定はむずかしい がんが消えたかどうか、本当に体の中にがんがないかどうかの判定は実はとても難しいです。CTなどの画像検査では、5mmくらいの大きさのものなら …

がん予防、抗がん作用が期待できる食品(栄養成分)

食品の中には、がん予防や抗がん作用が期待できるものがあります。食品には様々な栄養素が含まれており、がんリスクに対する作用を完璧に解明することは困難ですが、ある程度有効な成分がわかっているものもあります …

アルカリ化療法(アルカリ化食 + 重曹)

がんは、正常細胞とは異なる環境、つまり、がん微小環境(Tumor microenvironment)を形成しています。がん微小環境の大きな特徴は、解糖系の亢進と主にNa+/H+ポンプによるがんの細胞内 …

Dr. Hamaguchi(医師、医学博士)

  • 日本内科学会総合内科専門医
  • 日本呼吸器学会呼吸器専門医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
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  • がんの炎症・代謝を考慮したがん治療やがんに関する情報についての発信をしています。

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