「 がんサバイバー 」 一覧

ファイル9 進行期(stage III)の肺がん 抗がん剤、放射線後の再発

60代の男性。この患者さんは、以前の記事にも紹介しました(「治らない」と言われながらも、がんを乗り越えた人、がんと共存している人)。肺がんには、大きく分けて小細胞がんと非小細胞がんがあります(この二つ …

ファイル8 子宮頸がん術後、多発転移

50代の女性。この方は、肝転移や腹部リンパ節転移、腹部の筋肉の転移、骨転移がありましたが、徐々に改善しています。まだ腫瘍は残っていますが、落ち着いています。子宮のがんには、子宮頸部にできる頸がんと子宮 …

ファイル7 胸腺がん術後再発、リンパ節転移、悪性心嚢水

60代の男性。健康診断の胸部レントゲン写真で異常を指摘されました。胸腺の悪性腫瘍が疑われ、手術が行われました。心臓を包む膜である心膜への浸潤も認められたため、胸腺切除に加えて、心膜切除が行われました。 …

ファイル6 原発不明がん(顎下腺、鎖骨下リンパ節)の再発・転移(肺、縦隔リンパ節)

50代の男性。 あごの下の顎下腺というところにしこりができて、手術で切除したところ扁平上皮癌というがん細胞がみつかりました。その他、鎖骨の下のところにある鎖骨下リンパ節にも腫れがあり、こちらも手術でと …

ファイル5 乳がん 手術後再発(多発肺転移)

30代の女性。乳がんと診断され、腫瘍を部分的に切除する手術が行われました。乳がんの手術は、しこりを含めて乳房を全部切除するか、しこりのところだけ部分的に切除するか、大きく分けて2通りの方法があります。 …

ファイル4 膵臓がん 手術後の再発(腹膜播種、腹水)

70代の男性。膵臓がんで手術が行われました(ステージIII)。手術後にはジェムザールという点滴の抗がん剤が行われましたが、およそ1年半後に再発が認められました。腹膜播種と言って腹膜にがん細胞が散らばり …

ファイル3 悪性リンパ腫(びまん性大細胞型B細胞リンパ腫) 自然改善例

70代の女性。この方は、抗がん剤などの薬物治療を行っていないにも関わらず、改善がみられている方です。長く胃痛症状が続いており、胃カメラが行われました。胃の粘膜がえぐれたような潰瘍状の病変があり、当初は …

ファイル2 膵臓がん ステージIV

60代の女性。胃痛のような症状があり調べたところ、膵臓に腫瘤がみつかりました。同時にCT検査も行われ、精査の結果、膵臓がん、多発肝転移、ステージIVと診断されました。膵臓がんの治療成績はまだまだ満足の …

ファイル1 肺がん ステージIV

70代の男性首のところにしこりがあり、精査の結果、肺がんのリンパ節転移、ステージIVと診断されました。肺がんの場合、EGFR遺伝子変異があると、イレッサやタルセバ、ジオトリフ、タグリッソといった分子標 …

がんの自然寛解、つまり、がんが自然によくなった例についての研究報告

がんの自然寛解(しぜんかんかい)とは何か? がんの自然寛解(しぜんかんかい)とは、「治療なしにがんが消失(不完全な消失も含む)した場合、あるいは、通常がんを消失させるには不十分な治療で消失した場合」と …

Dr. Hamaguchi(医師、医学博士)

  • 日本内科学会総合内科専門医
  • 日本呼吸器学会呼吸器専門医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
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  • がんの炎症・代謝を考慮したがん治療やがんに関する情報についての発信をしています。

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