「 がん治療の考え方 」 一覧

栄養、免疫、炎症についての血液検査の簡単な見方

健康診断や診察で血液検査を行っても、大きな異常がなければ詳しく説明を受ける機会はあまりないかもしれません。がん治療のときには、栄養や免疫、炎症の状態を把握しておくことは大切です。ここでは、①栄養、②免 …

がん治療の効果を高める3つの方法

ここではがん治療の効果を高める可能性のある3つの方法を説明します。いずれもまだ確立されたものではなく、ガイドラインなどで説明されているものではありません。しかし、基礎研究や動物研究で効果的であることが …

改訂 がんとエントロピー

 本書は、2011年に発刊された前書『がんとエントロピー「からだ力」で立ちむかう(NTT出版)』を加筆・修正し、改訂したものです。前著は絶版となり、手に入りにくい状態が続いておりました。 本書では、が …

がんが治るとはどういうこと?

がんが消えたかどうか、がんが治ったかどうかの判定はむずかしい がんが消えたかどうか、本当に体の中にがんがないかどうかの判定は実はとても難しいです。CTなどの画像検査では、5mmくらいの大きさのものなら …

アルカリ化療法(アルカリ化食 + 重曹)

がんは、正常細胞とは異なる環境、つまり、がん微小環境(Tumor microenvironment)を形成しています。がん微小環境の大きな特徴は、解糖系の亢進と主にNa+/H+ポンプによるがんの細胞内 …

がん治療で重要な3つのこと

2019/06/13   -がん治療の考え方

がん治療では、以下の3つがとても大切です。1. がんの住みにくい体質2. 免疫骨髄機能3. ゆるやかな抗がん治療 がんの住みにくい体質 がんの住みにくい体質とは、がんが生存するための特有の代謝を抑える …

サイエンス ベースド メディシン(Science Based Medicine: SBM):科学に基づいた治療という考え方

SBM (Science based medicine)とは何か? SBMは、論文で科学的に証明されたこと(例えば、新しくわかったがんの特徴的な代謝のことや、がんの免疫のことなど)や、がん患者さんの経 …

エビデンスに基づく治療(EBM)は重要である。だけど、それだけでは足りない。

EBMをもとにした治療が標準治療である がんの標準治療は、今までの研究から得られたエビデンスに基づいて決められています。どれくらいの大きさで、どれくらいまでの広がりなら手術ができるのか。手術をしたあと …

エビンデンス ベースド メディシン(Evidence based medicine (EBM):根拠に基づいた治療)

EBMとは何か?それは、研究により根拠が示されている治療のこと Evidence(エビデンス)という言葉は、根拠や証拠といった意味で、医療以外の分野でもよく使われています。つまり、EBM (Evide …

Dr. Hamaguchi(医師、医学博士)

  • 日本内科学会総合内科専門医
  • 日本呼吸器学会呼吸器専門医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
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  • がんの炎症・代謝を考慮したがん治療やがんに関する情報についての発信をしています。

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