がん予防やがん治療のための情報収集の一つの方法として、書籍はとても役に立ちます。
病院の担当医から聞くことができる説明は、通常、ガイドラインを根拠としたもので、もちろんこれは極めて重要な情報です。しかし、日常の生活習慣などの、自分で取り組めることに関する情報はほとんどないのが現状です。
書籍には幅広い情報が載っている
一方で、書籍にはガイドラインを超えた幅広い情報が紹介されることが多いでしょう。がんが良くなった方のお話や、自分で取り組める食事・生活習慣のお話、がん治療への取り組み方のお話など、様々です。これらは、とても大切で役に立つことも多いでしょう。
ただし、注意点もあります。書籍に書かれている情報は、ガイドラインのように検証されたものではないこと、誰にでも当てはまるかはわからないこと、などの注意すべき点があります。
書籍を参考にするときの注意点
上記の注意点による影響を減らすための方法として、参考になる点を記載します。
まずは、引用文献が記載されているか(著者の個人的な意見だけでなく、根拠となるデータがあるかということ)は重要です。
次に、同じ著者の本だけでなく、できれば同じ分野で異なる著者の本も読んで、どこが共通していてどこが異なっているかを探ることです。共通しているところが全くなければ、かなり偏った意見の可能性があるし、共通しているところが多いということは、複数の人が同じようなことを経験しているということで、いずれにしても判断材料として役立つでしょう。
おすすめの書籍
管理人のおすすめの書籍は下記です(管理人の著書も含みます)。まだ少ないですが、随時、更新します。