がんサバイバーファイル

がんサバイバーファイルには、基本的に自分自身が診療したケース、あるいは、診療録で確認したケースについて記載します(個人情報保護の観点から、個人の特定につながる可能性がある情報については記載しません*)。がんサバイバーファイルの一覧はこちらへ

進行したがんの場合、がんの種類にもよりますが、5年生存率の平均は10数%となってしまいます(詳しいデータは、国立がん研究センター がん情報サービスで確認できます)。

そして、残念ながら余命が宣告されることも少なくありません。しかし、そのような状況であったとしても、良くなる方がいます。体にはがんが残っていても、あまり進行せずにおとなしくしている場合もあります。

まだ経験の浅かった頃、進行がんの患者さんから何度か聞かれたことがありました。「進行した状態からよくなった人はいますか?」その時は、良くなる例があることをほとんど知りませんでした。

今では、決して多いとは言えませんが、そういう例もあるし、そういった情報の共有がとても助けになると感じています。

*年齢はあえて広く記載しています。また、一部の情報については、実際とは異なるものに置き換えています(例えば、転移箇所や詳細な治療内容について)。あくまで、進行がんでも良くなったケースがあることを提示することが目的です。

投稿日:2019年6月14日 更新日:

執筆者:

Dr. Hamaguchi(医師、医学博士)

  • 日本内科学会総合内科専門医
  • 日本呼吸器学会呼吸器専門医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
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  • がんの炎症・代謝を考慮したがん治療やがんに関する情報についての発信をしています。

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