「 がんの特徴 」 一覧

がん治療の効果を高める3つの方法

ここではがん治療の効果を高める可能性のある3つの方法を説明します。いずれもまだ確立されたものではなく、ガイドラインなどで説明されているものではありません。しかし、基礎研究や動物研究で効果的であることが …

アルカリ化療法(アルカリ化食 + 重曹)

がんは、正常細胞とは異なる環境、つまり、がん微小環境(Tumor microenvironment)を形成しています。がん微小環境の大きな特徴は、解糖系の亢進と主にNa+/H+ポンプによるがんの細胞内 …

アルカリ化するための2つの方法

人間の体内にできたがん細胞は、がん微小環境(Tumor microenvironment)という正常細胞とは異なる環境をつくっていることがわかっています。このような特殊な環境を作らねばならない理由の一 …

がんになる原因は?

・がんができるまで・がんは遺伝するか? がん家系とは?・がんは生活習慣病である がんができるまで 人間が生きてくためには、食事を摂取して体内でエネルギーを作り、体内に不要となった物質を排泄するという代 …

がんとpHの関係、がんとNHE-1の関係

2019/02/01   -がんの特徴

・がんの特徴:がん細胞の内部はアルカリ性、がん細胞の外部は酸性となっている。・がんのpHの変化(細胞内アルカリ化)が、がんの発生、進行、薬剤への耐性の全てにかかわっている。・がんのpHに対する治療は? …

がん細胞のpH調節に重要なキー:Na+/H+ exchanger-1 (NHE-1)

2019/01/09   -がんの特徴

Na+/H+exchanger (NHE-1)とは何か? Na+/H+exchanger (NHE-1)とは、Na+(ナトリウムイオン)とH+(水素イオン)を交換する輸送体のことです。つまり、細胞内に …

がんと免疫:免疫チェックポイントのおはなし

2018/12/07   -がんの特徴, がん免疫

人間のからだには、免疫という異物を排除するシステムが備わっています。免疫細胞には好中球やリンパ球といった細胞があり、さらにT細胞やNK細胞、樹状細胞と細かく分類されます。これらの免疫細胞は、体の外部か …

がん細胞のpHの特徴:がん細胞内のアルカリ化とがん細胞外の酸性化

2018/12/02   -がんの特徴

全てのがんに共通した大切な2つの特徴がある 正常細胞とは異なるがん細胞の特徴の一つは、エネルギーを糖代謝(好気性解糖)から作ることです。 そして、もう一つの重要な特徴は、がん細胞の内部と外部のpHのバ …

がん細胞がエネルギーを作るために糖代謝(好気性解糖)を行う理由

2018/11/06   -がんの特徴

がん細胞は、エネルギーであるATPをつくるためにワールブルグエフェクト(Warburg effect)と呼ばれる糖代謝(好気性解糖)を行います。つまり、糖分(グルコース)を取り込んで、それを処理するこ …

がん細胞はどのようにしてエネルギーをつくるのか?

2018/10/23   -がんの特徴

細胞の代謝とエネルギー(ATP) 細胞には生きていくためのエネルギーが必要です。このエネルギーは、ATP(アデノシン三リン酸 Adenosine Tri Phosphate)と呼ばれ、生物が生命活動を …

Dr. Hamaguchi(医師、医学博士)

  • 日本内科学会総合内科専門医
  • 日本呼吸器学会呼吸器専門医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
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  • がんの炎症・代謝を考慮したがん治療やがんに関する情報についての発信をしています。

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