がんサバイバー

「治らない」と言われながらも、がんを乗り越えた人、がんと共存している人

投稿日:2018年11月1日 更新日:

がんを乗り越えた人たちは存在する

「もう治りません」という状態から良くなった方、がんはあるけれどほとんど進行しない方に出会うことがあります。こういった普通では考えられない経過の方は、他の人と何がちがうのでしょうか?

手術のできない進行肺がん。たびたびの再発を乗り越え元気に過ごし、現在すでに15年以上経過。

わたしが直接担当した患者さんではありませんが、印象深い患者さんの例を紹介します。

肺がんの患者さんで、当時の診断でstage IIIbというステージ、5年生存率は10%以下です。転移はなかったものの、がんが広がっているため手術はできず、抗がん剤、放射線の治療を受けました。

一旦はがんが小さくなり、落ち着いていましたが、3年後にリンパ節転移、胸部への転移が見つかります。抗がん剤で改善するも、その2年後にはまた再発。

この患者さんは、現在、診断されてから15年以上が経過していますが、元気に生活しています。肺がんが完全にからだから消えたわけではないですが、落ち着いています。

この患者さんが取り組んだことは?

この患者さんが抗がん剤や放射線以外に取り組んだことは、今までの食事を甲田療法という食事に全面的に変えたことでした。甲田療法は玄米生菜食の食事です。この甲田療法は一種の飢餓療法で非常に厳しいものです。栄養を制限することでがんの進行をふせぎ、がん細胞のアポトーシスを招くことを期待するものです。

甲田療法が本当にがんに効くかどうかはわかっていません。しかし、おそらくこの患者さんには効いた。

実は、食事を見直したり、生活習慣改善に取り組んだりしている患者さんは多くいます。このような例があることを無視せずに、しっかり記録し調べていくことが重要なのです。







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  1. […] 男性。この患者さんは、以前の記事にも紹介しました(「治らない」と言われながらも、がんを乗り越えた人、がんと共存している人)。肺がんには、大きく分けて小細胞がんと非小細胞 […]

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Dr. Hamaguchi(医師、医学博士)

  • 日本内科学会総合内科専門医
  • 日本呼吸器学会呼吸器専門医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
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  • がんの炎症・代謝を考慮したがん治療やがんに関する情報についての発信をしています。

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