書籍 書籍一覧

がんが自然に治る生き方 ケリー・ターナー著

投稿日:2020年5月15日 更新日:

この本には、ふつうでは治らない状態のがんなのに、良くなった人たちのことが書いてあります。ある程度以上に進行してしまったがんの場合、医師から治らないと言われることも珍しくありません。しかし、その中でも良くなることケースがあることを示しており、勇気がもらえる本です。

がんが良くなった人たちに共通する9つのこと

筆者は、がんが良くなった人たちを調べて、共通していることをまとめています。

1.抜本的に食事を変える
2.治療法は自分で決める
3.直感に従う
4.ハーブとサプリメントの力を借りる
5.抑圧された感情を解き放つ
6.より前向きに生きる
7.周囲の人の支えを受け入れる
8.自分の魂と深くつながる
9.「どうしても生きたい理由」を持つ

一見すると精神的なものが多くありますが、自分で主体的に治療を行なっていくことが大切ということがわかります。

この本については、こちらのページでも以前に説明しています。

がんが自然に治る生き方(ケリー・ターナー著、長田美穂 (翻訳)、プレジデント社 2014年)
https://www.amazon.co.jp/dp/4833421070/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_l2HVEbS4TVVGK







-書籍, 書籍一覧

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

食事のせいで、死なないために マイケル・グレガー他 著

栄養や食事と健康について、活発な情報発信を行なっているマイケル・グレガー先生の著書です。この本の素晴らしいところは、食事と病気の関係について根拠となる科学論文を多数引用し、著者の個人的な主張ではなく、 …

改訂 がんとエントロピー

 本書は、2011年に発刊された前書『がんとエントロピー「からだ力」で立ちむかう(NTT出版)』を加筆・修正し、改訂したものです。前著は絶版となり、手に入りにくい状態が続いておりました。 本書では、が …

スリープ・レボリューション アリアナ・ハフィントン著

インターネット専門のニュース・ブログサイトであるハフィントンポストの創設者である、アリアナ・ハフィントンの著書。睡眠を犠牲にして燃え尽きるまで働き、睡眠よりも仕事の成功を優先した結果、絶え間ない疲労の …

がんに負けないこころとからだのつくりかた

2015年5月初版の本ですが、2017年11月発行分より加筆・修正がされています。がんの性質について、とくにがんに特徴的な代謝とそれに対する食生活についても説明しています。がんと糖分の関係がんと塩分の …

がんとは何か?その本質はNHE1だ!

この本は我々のグループで書いたものですが、様々な研究報告を読み解きながら、がんの生きる仕組みについてまとめ、それを用いたがん治療法について提唱したものです。難しい実験データの引用などが多く、一般向けと …

Dr. Hamaguchi(医師、医学博士)

  • 日本内科学会総合内科専門医
  • 日本呼吸器学会呼吸器専門医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
  • ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  • がんの炎症・代謝を考慮したがん治療やがんに関する情報についての発信をしています。

著者紹介はこちら↓

http://dr-hamaguchi.com/author-profile/